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呪われた家系】男だけがバタバタ倒れていく

今までROM専だったんだけど、先日爺様が亡くなった折うちの家系は呪われているという話を父から聞きました。 

派手な体験談はありませんが語らせてください。私自身伝え聞いた話なので単調な話になると思います。申し訳ありません。 

あと、一応すべて事実です。 

 

元々番外地の家で、日当たりの悪い一族でした。しかし終戦後、当時曾祖母が経営していた売春宿が繁盛してお金はそこそこにあったそうです。 

さぁ、戦争終わってドタバタしてる間に稼ぐぞ!と意気込んでいた矢先に復員してきた曽祖父(ヤクの偉い人だったとか)が急死。 

曽祖父の急死を皮切りに親族の男だけがバタバタと死んでいったそうです。ちなみに死因は病死と聞いています。 

死亡者が二桁になったころ「これはただの病気じゃないんじゃね」という話になり他所から霊験あらたかな坊様に来てもらったらしい。 

で、坊様曰く「家に大変なものが憑いている。とてもじゃないが私では鎮められない」とのこと。しかしそこは番外地の無法者。「嘘やーん」と一蹴して放置した。 

当然呪いは続き、ついに親族の中での男はまだ幼い祖父だけになってしまった。 

 

 

危機感を感じ始めた女衆は頭を抱えた。大した家ではないにしろ跡取りがいなくなってしまっては家が続かない。しかし今頃どう対処すればいいかも分からない。 

そこで、幼い祖父を遠い遠い親戚の家に養子に出した。家が呪われているなら一度『家』から出してしまえばいい。とのことらしい。 

しかしそれでも養子先で呪いは続いたそうで中学をあがるころに放逐。実家からもなぜか拒絶されて(憑き物が祖父にうつったか)全国を流転し今に至るそうです。 

現在血筋を引いていて生きている男は父と私の二人で、1人死産になっています。共通して男は体が弱く、子供の頃に命を落とすような事故、病気をしています。 

問題なのは祖父が亡くなる直前から父に霊障が出始めているということで、もしかしたら私も受け継ぐことになるかもしれません。 

 

具体的に何に憑かれていたのか。呪いは続いているのかなどはっきり分からないことも多いんですが、最後に私と父を金縛りにして襲った霊を記します。 

 

 

髪の長い女。白い服を着ている。 

白いワンピースを着た女。髪長め。 

  黒くてでかい影。 

  等身大市松人形の生首 

 

女なのは共通。男は出ません。決まって白い服を着ておりロングヘアー。私は下半身だけ目撃することが多いです。 

ちなみに回数は父のが多いです。父の寝室によく出るので子供の頃から妹と私は父の寝室を避けてます。 

金縛りや視ること自体は割りとあるんですがなぜか悪意は感じません。 

こちらをそっと見てるだけって感じ。