ドックリさん】当人には洒落にならない【可愛い話】
コックリさんが流行してた時期。
友達と俺らは違うのを始めようと話し合い、ドックリさんを始めてみた。
内容は名前だけが違うだけだったんだが。
部活の終わりに教室で始めるのが俺らの日課になっていた。
二週間くらいは続けてたんだけど、飽きてきて終了した。
終了した日
自宅に帰ると母親から、「あんたに電話があったよー」って言われた。
母は笑いながら、「変な名前の友達ねー どっくり君なんてー」
驚いたのは俺の方。
友達が悪戯したんだと直に電話をして聞くと、相手も同じ状況だと言う。
誰の悪戯だよーと考えてる後ろから母が、
「そうそう、どっくり君が途中で止めないでって話してたわよー」
下手な遊びはしないと誓った日